ブログ名の決め方で悩んでいます。
おしゃれでキャッチーなタイトルを作りたいです。
ブログ名の決め方でアイデア出しをする前に、読者にとって良いブログとは何かを理解する必要があります。
ブログ名(ブログタイトル)を決めてからブログ運営を始めますが、最初から読者の目的に合う適切なブログ名を決めることはとても難しいことなのです。
ブログ名を決めるためのアイデア出しの手助けにはなりますが、理想的なブログ名を決定するには多くの知識を必要とするからです。
あなたのブログが何であるかが読者へ簡単に伝わるようなブログ名(タイトル)を考えれば、それがベストでしょう。
しかし、あまりに限定しすぎたテーマであったり、検索エンジンで上位に表示されないようなものを選んだりするのは好ましくありません。
この記事では、ブログ名のアイデアを生み出す方法と、理想的なブログ名を作成するための必要な手順をご紹介します。
その前に、おしゃれでキャッチーなタイトルのブログ名とはどのようなものかを見てみましょう。
ブログ名の決め方(おしゃれでキャッチーなタイトルの条件)
ドメイン名を決めるのと同じように、ブログの名前の決め方も慎重に検討する必要があります。
- 目立つほど印象的であること
- そのビジネスが販売している製品やサービスに関連していること
- 他のブログ名と差別化できること
間違った方向性でブログタイトルを選んだ場合、長い目で見ると損をすることになります。
途中で変更しなければならなくなった場合には、それまで築けていたはずのブランディング機会(その分野での認知度)を失ってしまうからです。
さらに、新しいロゴやデザインに再投資し、新しいブランドで読者を再び取り込む必要があります。
ブログ名(タイトル)の決め方「独自のポジションを必ず入れる」
ブログ名(タイトル)の決め方で必要なことは、あなたのブログが発信する目的をより明確にすることです。
まずは、この2つからアイデア出しを行いましょう。
- ブログ名にテーマを盛り込む
- わかりやすいネーミング
旅行ブログなのか?ファッションブログなのか?お料理ブログなのか?。
主題(ブログテーマ)をブログ名に盛り込むことで、ブログ名をヒントに読者があなたのブログが伝えたいことに導くことができます。
そして、ブログのニッチを確立することを考えることです。
- 同様のブログテーマを扱うライバルとの差別化を考えます。
- 差別化の理由は、読者が迷わず再来訪してくれることが目的です。
ニッチは隙間ともいいますが、ここでは独自のポジションと考えてください。
※ニッチを確立する=独自のポジションを確立する。
主題(ブログテーマ)で分野を示し、副題(キャッチコピー)の組み合わせで、どんな読者を対象とした情報を発信しているかを明確にします。
または、主題で分野を示し、副題でその分野でどうなるのか未来のメリットを理解しやすく伝えます。
例えば、
- 主題:日本旅行の食事。
- 副題:日本食文化を覚えて簡単につくれるようになるワークショップ情報。
そうすることで、独自のポジションを確立するとともにその分野でファンを獲得し、安定的なリピートする読者を増やすことができます。
ブログのニッチを確立することは、あなたの発信が読者の期待に応え、より魅力的なブログ名を見つけるのに役立ちます。
個人ブログであれフィットネスブログであれ、ニッチで成功するブログ名と(主題テーマと副題キャッチコピー)を選び出すには、すべてのブロガーがマーケッターのように考える必要があります。
ブログ名の決め方(考察チェックリスト)
ここでは、最適なブログ名を選択する際の指針となる要素をチェックリストでご紹介します。
- 主題
-
何について書いているのか?
- 対象読者
-
あなたの文章を読むのは誰か?
- ブログのモチベーション
-
このブログを作った理由は?単なる趣味的な創作活動の場なのか、それともトラフィックや売上を伸ばすブランディングのための活動なのか?
- ライティング・スタイル
-
あなたのブログは、ユーモラスなのか、それともシリアスなのか。ブログプロフィールに記載するあなたの名前は、そのスタイルに沿ったものであるべきです。
- 将来の焦点
-
将来的に新しい分野にも発展していくのか?あまりに範囲を限定するブログ名は選ばないようにしましょう。
- 長さ
-
文字数制限のある場所では、どのように読まれるでしょうか?
ブログテーマから大きく外れたブログ名を選択することは、流砂の上に家を建てるようなものです。
土台となる正しい名前を持っていることがベストでしょう。
魅力的なブログ名は、企業や個人のブランドとリンクしている必要があります。
自然で魅力的でなければなりません。
その名前を口に出してみれば、そのブログとそれに関連する企業や人物とのつながりが理解できるようにです。
ブログ名に何の要素を求めるべきかが分かったところで、あなたのテーマやブランドに合った名前を見つける方法を解説しましょう。
ブログ名(タイトル)の決め方アイデア発見方法10選
ブログ名に何を求めるべきかを知ることは、1つの方面からの考え方です。
より魅力的なブログ名に辿り着くこととは、全く別の手順が必要となります。
ここでは、適切なブログ名のアイデアを見つけるために取るべきいくつかの手順を説明します。
- 検索数が多めのキーワード1つ、2つから始める
- 自分の名前を使う
- シソーラス(類語辞典)を使う
- 頭韻を使う、韻を踏む、心をつかむキャッチな言葉を用いる
- 頭字語や略語の使用
- 単語を組み合わせて新しい言葉を作り出す
- よくある言い回しで表現する
- 異なる言語での単語を考える
- ランダムな名前を選ぶ
- 競合するブログのサイト名を確認する
その①:検索数が多めのキーワード1つ、2つから始める。
SEOに最適化するのであれば、各記事には重要としているキーワードがあるはずです。
※SEO=検索で上位に表示されるためにウェブサイトの構成などを調整すること。
※キーワード=検索する人の悩みや欲求に関連する言葉。
ブログテーマの何について書いているのかを考え、唯一の重要とするキーワードをブログ名(タイトル)に含めましょう。
例えば、ジブリアニメ作品は、想像力豊かで魔法のような世界観を伝えるブログと例えることができたでしょう。
しかし、検索エンジンに入力する内容としては違う表現になるかもしれません。
読者の細かなニーズに合わせターゲットを絞ったブログがあります。例えば、ジブリのせかい。
様々なジブリアニメ作品の豆知識やテーマパークのことなど新しいものをすべて紹介するニュースサイトです。
読者が「ジブリファン」と検索すると、このブログが表示されます。
分析してみると、
- ジブリ情報がたくさん有りそうなブログ名。
- 検索窓に入力して調べそうな「ジブリ」と「せかい」でコンテンツの広がりを表現。
※ジブリファン=クエリ(検索窓で入力された語句)。
※キーワード=ジブリに関心を寄せる層を表すマーケーティング用語。
以上を参考に関連する単語をつなぎ合わせて、検索クエリにマッチするドメイン名を探してみるのもよいでしょう。
その②:自分の名前を使う。
ブログ名(タイトル)と個人名を別にする必要がない場合もあります。
知名度の高い企業名や業界のオピニオンリーダーであれば、その名前をブログ名として使用する方が理にかなっている場合があります。
その③:シソーラス(類語辞典)を使う
好きなことから連想される具体的な表現がすぐには思いつかないかもしれません。
好きなことから連想される最も一般的な言葉をいくつか書き出してみることです。
このように箇条書きで書き出します。
- ラーメンを食べにお店へ行く。
- ラーメンのランキングが気になる。
- ラーメンを選ぶ指標にしている。
そして、類義語辞典を使って関連する他の言葉を探してみましょう。※類義語辞典と検索して一覧から好みなものを選ぶ。
例えば、ラーメン好きなあなたの場合。「選ぶ」という言葉をシソーラスで調べると、「選抜」という言葉が見つかるかもしれません。
したがって、あなたがブログ名を “ラーメン食べ歩き選抜” と名付けるのは、理にかなっていると言えます。
「ラーメン好き」に関連した言葉を使うことで、「ラーメンを選抜するんだな。」と自然と思っていただき、読者自身も「実際にお店で味わって確かめてみたい。」と願望に沿ったものになるように工夫できます。
その④:頭韻を使う。韻を踏む。心をつかむキャッチな言葉を用いる。
物事の事情や考えなどを順を追って述べること。 また、その述べたもの物事をきちんと順序立てて相手に伝えるというところが重要だといえるでしょう。
頭韻とは、語のはじめを同じ音で揃える方法です。
例えば、「桜咲く」さくらさく。「サク」という音がリズムを刻むように「さく・ら・さく」と韻を踏む手法が使われています。歌の歌詞や書籍のタイトルにも多く使われる手法です。
同じ文字で始まる単語を使ったフレーズは、キャッチーで読者の印象に強く残ります。
なので、ブログの名前に頭韻を使うのは良いアイデアなのです。
全てに頭韻を使うことはできませんので、ここまで追求するとオリジナリティあふれる語句を発見することができるでしょう。
その⑤:頭字語や略語の使用。
ブログ名(タイトル)が長すぎる場合、頭字語(とうじご)や略語を利用することも考えてみましょう。
※頭字語(とうじご)=頭文字を並べて短縮語とする英語ではよく使われる技法です。例、RAM (Random Access Memory)=ランダムアクセスメモリ。
希望するドメインがすでに取得されている場合にも有効です。「ドメインの決め方とドメインを取得する場所【初心者向け】」でドメインが利用可能か簡単に確認できます。
ブログ名からドメイン候補を予測して2~5個の組み合わせを考えましょう。
また、ブログ名の頭文字や略語を考えて、できればブログ名を凝縮して短く表現することも大切になります。
何よりもブラウザの検索窓に入力しやすくすることができます。
例えば、アメリカ航空宇宙局NASAの正式名称はNational Aeronautics and Space Administrationです。
- 覚えやすい。
- ブラウザに入力しやすい。
結果、シンプルで親しみのあるブログ名になります。そして、近くに副題としてテーマキャッチコピーを添えることを提案します。
その⑥:単語を組み合わせて新しい言葉を作り出す。
ポートマントーとは、2つの単語を組み合わせて全く新しい単語を作ることです。
例、「トレンド」+「たまご」=トレたま。
ブログが2つの分野をテーマにしている場合に効果的です。また、2つを組み合わせて独自の単語を作ることで、ドメインが取られる心配もありません。
しかし、簡単で強力な手法なために気をつけなければならないことがあります。
読者がすぐに連想できる言い回しでなければ、読者によっては意味が理解できず、逆に不信感を募らせる原因になる可能性があります。
カスタマイズのやり過ぎには注意しましょう。
その⑦:よくある言い回しで表現する。
ブログ名(タイトル)は、できるだけターゲットとなる読者がすでに知っているものにしましょう。
例えば、「アメーバ」という言葉、形を自在に変え、変化自在な仮足(かそく)を伸ばし不定形で急に増殖するイメージ。
サイバーエージェントが運営するレンタルブログサービスを「アメーバブログ=アメブロ」と名付けました。
読者の興味を引き、ブログでありながらSNS的な相互コミュニケーション要素を持ち合わせ、ユーザー間の交流を促すための様々な機能が用意され、その名のとおりアメーバのような素晴らしいサービスとなりました。
その⑧:異なる言語での単語を考える。
国内向けの情報発信のみを予定していても、他の言語の語句がブログテーマのイメージとの組み合わせが最適であることがあるかもしれません。
たとえば、「自宅 de Paseo」。※Paseo=スペイン語で散歩
自宅でARやVRを活用したサービスを紹介するブログなど。
異なる言語のブログタイトルで、読者層を拡大し、多くの新しい視聴者にアピールできます。
その⑨:ランダムな名前を選ぶ。
時には、ブログ名にオフザケすることも必要です。そうすることで、より記憶に残りやすくなるのです。
人気のあるアーティストの「緑黄色社会」はこの戦略を使っています。
「緑黄色野菜」はジュースを代表するものですが、馴染みやすく良い印象がそのまま魅力的な個性へと繋がっています。
その⑩:競合するブログのサイト名(タイトル)を確認する。
ブログ名を決める前に、競合が何をしているのか確認する必要があります。
競合分析の目的は、あなたのブログと比較して競合ブログの長所と短所を理解し、市場でのギャップを見つけることです。
競合他社の分析が重要な理由は、あなたのブログにどのようなコンテンツを追加して行くかブログ戦略を強化する方法を認識するのに役立ちます。
これは、適切なブログ名を見つける際には有用な道標になります。
ブログ名(タイトル)に悩んだら、ジェネレーター(自動生成ツール)を利用する。
ここでは「ブログ名がどうしても考えつかない方」へ、早くその目的を達成する為に裏技として、他分野からアイディアを流用してみる方法を提案します。
素晴らしい自動生成ツールを紹介します。
ブログで自分の商品を販売するときに利用するshopify。ネットショップ機能がとても便利ですが、その他のツールも使いやすくとてもお勧めです。
- シンプルなストア用名前ジェネレーター(https://www.shopify.com/jp/tools/business-name-generator/simple)
- SNS用名前ジェネレーター(https://www.shopify.com/jp/tools/business-name-generator/social-media)
- スローガン自動生成ツール(https://www.shopify.com/jp/tools/slogan-maker)
最終決定する前に確認すること。
ブログ名を決めたら、それをブログの正式名称として確定する前に、いくつかの最終的な質問を自分自身に投げかける必要があります。
ブログ名・ドメインは利用可能でしょうか?
一部のネームジェネレーターには、この機能が組み込まれています。そうでない場合は、WordPressやWixなど、使用しているサイトソフトウェアでドメインが利用可能かどうかを確認することを検討してください。
まずは、ドメインサービス
ドメイン形式でも読みやすい名前か?
ブログの名前の後に「com」や「blog」を付けて、変な感じがしないか、気まずい感じがしないかをイメージしてください。
例えば、自分では簡単に理解できる長さでも、初めて訪れる読者には長過ぎると思うかもしれません。
私もよく行う方法ですが、一晩ゆっくり睡眠をとってから、翌日に再び最初から考てみるのです。
前日は早く結果を出したいばかりに妥協してしまったことがあるかもしれないのです。
すっきりと回復した頭脳で最後に推敲(すいこう)するべきです。
※推敲(すいこう)=何度も考え、より良いものへと作り直して、何度も練り直すこと。
名前の発音やスペルは簡単か?
あなたのブログを宣伝するとき、何度も伝え続けることは避けたいものです。スペルがわかりやすく、見つけやすい、シンプルでわかりやすい名前が重要です。
ソーシャルメディアアカウントはありますか?
主要なソーシャルメディアサイトのアカウントを検索してみましょう。希望するハンドルネーム取得できない場合には、語尾に_officialなどを追加して検討しましょう。
ブログ名(タイトル)が決まらない。よくある悩みがブログ開設を止めてしまう。そんな時は、
ブログ名(タイトル)とドメイン名を決めるにはコツがあるのでしょうか。
具体的なブログテーマも決まっていないので、参考ブログを見れば見るほど迷いが出てブログ名が思いつかない状況になってしまいました。
ブログを始めようと思ってブログ開設に必要なものを調べていたら、ブログ名が思いつかず、ドメイン取得
- しっかり考えてから行動する方。(計画が先)
- とりあえず始めて覚えながら進む方。(行動が先)
ブログが続けられるかどうかは、実際にブログを始めてみなければ判らないものです。
どっちが良いかを気にするよりも初心者なら当たり前に遭遇します。安心ください。私も遭遇した一人です。
後からブログ名を変更することも可能です。
デメリットとしてはそれまで積み上げた評価がなくなってしまう可能性があることです。
それさえ覚悟できていれば、「また新たな気持で挑戦するぞ!」と前向きな気持ちがあればそれで良いんです。
まとめ
最適なブログ名(タイトル)を見つけるのは、まず最初にブログ名の「アイデア出し」が必要です。
それを更に絞り込んで魅力的なものを選択する必要があります。
その後、そのブログ名が読者からどのように受け取られるかを考えるために、色々な角度から質問を自分自身に投げかけるとよいでしょう。
適切なブログ名があれば、あなたのサイトは最大の成功を収めることができるでしょう。
※ここでいう成功とは、ブログが継続できることです。
記事参考情報。
団体
ICANN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)、JPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)